マフラー交換は音が変わるだけ...
そんな風に考えていた時期が俺にもありました。
恥ずかしながら。。バイク歴20年に迫る勢いの自分ですが、マフラー交換ってなんかバリバリ音が良くなるだけでしょ?くらいに思ってました。
(正確には、部位としてエキゾーストパイプとサイレンサー(消音器)に分かれるわけですが、そもそもちょっと前まではその違いすら分かっていませんでした。そんなレベルです。)
前々回、とある事情によりサドルバッグを外すことになった、と書きましたが、実はSP忠夫のサイレンサーを取り付けるため、作業の邪魔になるので外したわけです。(交換はSP忠夫のスタッフの方にお願いしました)
そもそも自分はノーマル至上主義者でした。
なんでそんなことになったかというと、バイクに全く興味の無い高校生時代、やんちゃな学友がバイクをぶんぶん乗り回しており、「マフラーに釘で穴開けたらいい音になるぜ!」と、スクーターのサイレンサーに穴を開けて騒音公害を巻き散らしておりました。
そのイメージが強すぎて「なんか音を大きくしたり良くしたりするためにマフラーってのをいじるんだな」と勝手に解釈していたのです。
実際、ネットとかでマフラー関連の記事を見ても「サウンドの迫力が増した」だとか「心地よい低音が鳴り響く」というレビューが散見され、より一層、音が変わるためのカスタムなんだな、と思い込んでいたわけです。
まあそんな感じで音に金かけるぐらいなら他に使う方がいーじゃん、と、勘違いノーマル至上主義者になっていたわけです。そもそもバイクって音が静かと言われている車種でも、うるさいと感じる人からしたら何だってうるさいもんだと思ってますし、自宅でエンジンかけるときも、「ご近所さん、うるさくてすいません」とビクビクしています。
しかし今後、時期は未定ですが大型バイク集団のマスツーリングの群れに一人セロー250で参加することになりそうなので、何かしら少しでもセローを強化できるカスタムは無いものか、と色々調べたらSP忠夫に行き着いたわけですね。
で、ここからがしくじりブロガーなのですが、既に去年の時点でお試しでエキゾーストパイプだけ交換しています。
で、実はさっそくレビューして記事を書くぞ~^^とか思ってたんですが、記事を書いたつもりになってたけど。。何一つ書いていませんでした。
エキパイの交換だけでも、「うおっ?違うぞ!」だったのですが、SP忠夫のスタッフさん曰く、SP忠夫のエキパイとサイレンサーの組み合わせで最大限の効果が発揮される、とのことで、いつかはサイレンサーも交換しようと貯金を続けること数か月。
いよいよ交換となったわけです。
交換したのは2/27(土)、ライコランド埼玉店のSP忠夫イベントの日にお願いしました。このイベントで購入すると本体が割引される上、SP忠夫のスタッフさんが工賃無料で交換をしてくれるという最高にお得なイベントなのです。
(在庫の確保と作業時間予約の兼ね合いもあるため、事前にライコランドの店舗へ予約連絡が必要です。自分は一か月前くらいに予約を行いました。試乗車に乗るのだけは予約不要で当日申し込みが可能です)
早期に予約したおかげで、朝1番の開店10時からの予約ができました。ちょうど開店直後のタイミングで現地到着したのですが、既にSP忠夫のテントが設営されていたのでそのままバイクを預けた後、店内のカウンターで会計を済ませます。
再びSP忠夫テントに赴くと、既に作業が開始されていたので許可をとって写真を撮影させてもらいました。
実はこのセロー250用の製品は素材のバリエーションがあり、一番お高いのはカーボンを外装に巻いて中身はチタンというものです。電話で問い合わせした際は、最軽量で一番におすすめされたのですが、個人的には金属感が好みだったのと、カーボンは排気熱と日焼けによる変色が起こり得るらしい...
というわけで、迷った挙句外装をチタンのモデルにしました。結果的には車体カラーと相まってベストな組み合わせだと感じています。一番の理由はお金ですが。
というわけで...本日、早速ちょっとだけ遠出して距離にして50Kmほど、高速で車が流れている幹線道路を走ってきたわけですが。。
気持ちイー!
の一言です。語彙力が無くてすいません。トルク感が増した、とか色々表現しようがあるんでしょうけど、とどのつまり気持ちイー!でした。個人の感想ではありますが、フィーリングを述べると。。
- 加速力が向上。ちょっと回しただけでぎゅんぎゅん速度があがります。
- エンジンに余裕が出来て、高速走行がかなり楽になった。
- 各ギアの最高速度が上がった。ギアが上がるほどより顕著に感じます。
- サウンドは、なんか音の鳴り方が変わったな~くらい。音量はほんのちょっと大きくなった?かもしれない?う~ん、そんな違いはないカモ。なレベル。
昨年エキパイを交換したときは、直接SP忠夫浅草店に行きました。そこで、スタッフの方に「なんでマフラー交換したら走りが変わるのか」と質問したところ、厳密にいうとちょっと違うのだけれど...という前置きでわかりやすいように説明してくれました。それは、”人間が走ることに例えたとき、肺から空気を吐き出す量が増えたら、その分より沢山の空気を吸い込めて身体を動かすことできる”というものでした。
最初に聞いたときは「そんなもんなのかなァ?」という感じでしたが、エキパイを交換して効果が実感でき、そしてさらにサイレンサーも組み合わせた相乗効果は凄まじいです。個人的にはセローが300ccになっちゃった!ぐらいのインパクトです。
勿論、純正のセローとは乗り心地がだいぶ変わってきます。人によっては純正の方が乗り易い、という方もいるかもしれません。ですが、セロー250のパワーに物足りなさを感じている方は、SP忠夫を試してみてはいかがでしょうか。
本当の本当に、気持ちイー!ですよ!