たぶん、ずっと、SEROWです

セロー乗りのおじさんによる、バイクと物欲のblogです

【レビュー】セロー250 パフォーマンスダンパー装着!

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これがッ!これがッ!これが『パフォーマンスダンパー」』だッ!!

 

はい、というわけで。早速パフォーマンスダンパーのレビューとなります。ちなみに、私は今までこういうバイクカスタムは、ウィンカーの移設やキャリアの取り付けといった軽作業は経験ありですが、"走り"に関わる部分のカスタムは一回もやったことありません。なので、実際に取り付けたはいいけれど、プラシーボ効果で)良くなった(気がする)!なんてことがないよう、かなり厳しめにレビューを頑張ってみたいと思います。

 

ちなみに、このレビューの前に、まずは取説の画像をアップさせていただきます。見ていただきたいのは、画像上部にある警告の一文です。

 

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おわかりいただけただろうか

警告:パフォーマンスダンパーを装着すると、スタンダード車とは(以下略

この警告文は実際に取り付けた後、40km程度走行した後に気づいたのですが、まさしくこの通りです。個人的には、オンロードの走行性能を向上させる=セローをより万能バイクに近づける、というものだと勝手に想像していたのですが、オフロード特性を(若干)抑えて、オンロード指向を強くする、というものではないだろうか、と思いました。

 

というわけで、【before】【after】を勝手にパラメータ付けしてみました。自分で設定しておいてなんですが、結構評価ひどいですね。

 

【before】

安定性 ★☆☆☆☆
加速感 ★☆☆☆☆
一体感 ★★★★★
総合力 ★★☆☆☆

 

【after】

安定性 ★★★☆☆

加速感 ★★☆☆☆

一体感 ★★★★☆

総合力 ★★★☆☆

 

適当につけた自己流パラメータなので、まずは解説します。

 

安定性

⇒他のblogでも書かれているように、振動がどれだけ軽減されるか、を自分なりに表現してみました。パフォーマンスダンパーを装着することにより、高速時の振動がかなり軽減されます。他の方々が散々レビューしているので、シンプルな感想を述べますと、素晴らしいの一言です。ノーマルセローとは本当に別物の走りになりました。とはいってもエンジンそのものは当然変わっていないので、それはそれ、これはこれ、ということで…

 

加速感

⇒あくまでも、加速 "感" です。これは安定性の副次効果だと思っているのですが、フレームががっしりして車体が安定することにより、アクセルを回したときに、すーっと車体が前に進むようになりました。特に、低速時のフラフラ発進感が薄まり、高速域までスムーズに加速できるようになりました。よく他のレビューでは高速時のメリットを多く語られていましたが、個人的には低速~中速域でもしっかりと恩恵があると感じます。とはいえ、1速だと20Km手前でエンジンがガリガリ言い出すので、発進直後のシフトチェンジが忙しいのは相変わらずですが。。

 

一体感

⇒フレームのしなりを抑えるということは、体に伝わってくる僅かな感覚が軽減されるということです。ここについては自分的にはデメリットです。決して、曲がりにくくなったとか、扱いずらくなった、ということではありません。以前のようにコーナリングも軽々こなせますが、私的な表現をしますと、セローが少しだけバイクに近づいた、という表現が正しいのでしょうか。(なに言ってんのこの人…という方は以下過去記事をご参照ください)俺がセローだ。

 

tabu-sero.hatenablog.com

 

総合力

⇒なんだかんだ言って、総合力はアップです。単純にこれがオンロード車であるならば、良いことづくめの素晴らしいカスタムパーツでしょう。私個人の感想ですが、セローらしさを少し損なうけれども、苦手とするオンロードおよび高速性能が強化される、というものです。アリかナシかでいえば、大いにアリです。買いかどうかで聞かれると、買いです。特に、オンロードがメインの方には是非ともオススメしたいパーツです。自分は軽めの林道やダートに加えて、時々酷道も走る程度です。その程度の用途であれば、従来通りとそれほど変わらない感覚で走行できると思います。逆に、ガチンコ林道アタックをやる分には、取り付けない方がいいのかなぁ…とか思いますが、私はそこまで攻めていないので、評価はできません。

 

ただし、過信は禁物です。いくら高速性能が強化されたといっても、いうてもまあ、セローやからね…です。ある程度の速度を超えたあたりから、車体の軽さと運転手の体の位置が高さがネックになり、風に煽られて前輪がいやな感じでフラフラしてきます。横風が強い道だともう、アワワワ…です。そもそもエンジンがそんなにかっ飛ばせるエンジンではありません。具体的に言うならば、高速道路の制限速度で走る分には安心して走行できます。80Kmなんて快適そのものです。ですが、120Km区間は正直走りたくないな、という感じでしょうか。(エンジンがいや~な悲鳴をあげます)春の会社のバイク部ツーリングが不安で仕方ありませんが、パフォーマンスダンパーの有無では、天と地ほどの差があることは間違いありませんね。

 

さて、フルアーマーセロー計画はまだまだ始まったばかりです。もし天気が良ければ、今週末あたりにでもキャリアの取り付けをお願いしようかな、とか思っています。それと、今回のカスタムで、『カスタムパーツって思った以上に効果が出る』ということがわかりました。以前から気になっていた、SP忠夫のエキゾーストパイプもつけてみたいなぁとか思い始めており。。どんどん沼に嵌りつつあります。ヤバイですね。